有明行燈
受注生産品
品番 | ariakeandon |
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仕様 | 展開時 H:660 W: 230 D: 230mm 収納時 H:364 W: 230 D: 230mm E17 LED 5.3W✕1 電球色(白熱ランプ 40W相当) |
価格 | ¥132,000.(税込) |
材料 | 木塗装仕上、和紙 |
MEMO | 中間スイッチ付 |
江戸行燈
受注生産品
品番 | JS018 |
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仕様 | H:883 W: 340 D: 340mm E26 LED 7.8W✕1 電球色(白熱ランプ 60W相当) |
価格 | ¥107,800.(税込) |
材料 | 木塗装仕上、和紙 |
MEMO | 中間スイッチ付 |
建築設計 /GOSIZE
「行燈」(あんどん)は日本の古灯器の代名詞的な存在であり「都行燈」の社名の由来でもあります。それだけにこのあかりの継承は弊社の使命だと考えています。
江戸時代、行燈はその用途に従い、もともとは手軽に持ち運べるものから、据え置き型、壁掛け型など様々な形態を生み出し、それだけで資料館一室の展示ができるほどですがここにご紹介する二つの行燈は中でもその最も代表的なあかりです。
「江戸行燈」は仙台市歴史民俗資料館の依頼を受けて、館所有の江戸期の行燈を桟の材質、加工方法、火袋の和紙の質感まで、ほぼ忠実に再現したものです。また「有明行燈」は灯具と外箱が二重構造になっており、枕頭にこれを置き、部屋を照らすときには灯具を上部に置き、就寝時には点灯したまま外箱に収めると満月、半月、三日月の形に穿った隙間から微かな光が漏れるため常夜灯として用いられました。まさに江戸の知恵と言える使用法、洒落たデザイン、漆塗りの仕上げの見事さなど、日本の古灯器中の白眉と言えます。
日本の照明器具の原点として、これらの行燈を作り続けることは、伝統技術の保持と同時に現代にふさわしい新しいあかりを生みだすインスピレーションの基となっています。